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心だより

2021年 1月

生きることの意味

2021-09-29
 最愛の人の突然の別れは、誰もが受け入れがたいものです。出来ることならば、私を先に連れて行っていください・・と、そんなことを思う人もいるかもしれません。けれども、寿命は誰が決められるものではないか事を年々痛感します。

 この世を旅立たれるという命の終わりに意味があり、生かされている人にも、やはり意味があり、この世にいるのだと思います。言葉にすると簡単に聞こえてしまうかもしれませんが、簡単に思っているわけではありません。

 何よりも辛いことは、命の終わりが誰にも分からないことです。余命宣告される方もいらっしゃいますので、一概に言えませんが、命の終わりを知ることは恐怖だと思います。けれども、知っていたら・・様々な思いが廻るという話も聞きます。

 では何を頼りに生きればいいのでしょうか。私は、「生きる」ということの意味についていつも自問自答しています。答えは永遠に見つからないと思いながらも、自答し続けることで、見えていなかったことが見えてくることもあります。

 悲しみや辛さを必要以上に我慢することもありませんが、必要以上に嘆いても辛さが膨らんでいくだけのように感じます。辛いときは、誰かに話を聞いてもらうことです。心を癒す何よりの薬は歳月だけだと聞きます。

 生きることの意味・・と文字にしますと重たい印象がありますが、一生探し続けることで勇気が湧くような気もします。


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