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生け花教室・体験

コロナウイルス感染予防対策に気を付けながら

 現在、コロナウイルス感染予防対策をしながら、お稽古を再開しました。お教室は、学生さんが来てくださっています。お稽古の風景をお届けしたいと思います。

お稽古の様子

富士山小御岳神社ミニ花展

2022-07-09
展示1
展示2
重たい鎌ををみんなで動かそうとしています
 3年ぶりの規制がかからない夏山シーズンを迎える前の富士山5合目は、来週の土曜日からマイカー規制になります。マイカー規制とは、自家用車の乗り入れができなくなり、送迎のバスに乗らなければスバルラインを使うことが出来ないということです。

 混雑は予想されていました。小御岳神社にもお参りされている方が大勢いらっしゃいました。

 普段通り、午前中忍野村の生涯学習センターでお花を生けた後、5合目までお花を運びました。生けたお花たちが元気いっぱいに水を上げていて、背筋がピーンと伸びたような表情をしていました。

 特別な時間です。お祓いをしていただきました。簡易的なものを想像していましたが、伝統文化いけばな池坊忍野教室の益々の発展を、祭神である木花咲耶姫命、岩長姫命に祈っていただきました。ただただありがたい時間でした。




ミニ花展

2022-06-21
 私がお世話になっている親先生は、富士山5合目の小御岳神社さんのご分家です。親先生のご主人は学校の先生でした。先生たちの年代の方は、ご主人より目立ったことをしてはいけない・・そんな時代でした。いつか、小御岳神社で花展ができたら・・そんなお話をしていましたが、目立ってはいけない・・そんな背景もあり、先生はあまり乗り気ではないように感じていました。

 「献花」という、仏様や神様にお供えするお花がありますが、伝統文化親子教室事業を継続して開催できかもしれないと思うようになったころから、小御岳神社さんでのミニ花展をさせていただきたいと思っていました。今年、開催が決定しました。

 先ほどもお話しましが、私の個人的な考えでは、親先生のお社中で開催したいと思っていました。しかし、ご高齢になられてしまいましたので、伝統文化のお教室開催となりました。また、先生がお元気なうちに、ミニ花展開催ができることは感慨深いです。思い・・というのは持ち続けることが大切であると思ってきましたが、このように現実になってくると嬉しいものです。

 今日、小御岳神社へ事前のお打ち合わせに行かせていただきました。5合目までの道のりが長く感じました。何度となく車を走らせたことがありますが、特別な思いがあるからでしょうか、身が引き締まります。霊験あらたかな場所であることを再認識しました。宮司さんが様々お気遣いくださったお陰で、心に残るミニ花展開催になると思います。感謝しかありません。

 開催日時 令和4年7月9日(土)午後2時~
      令和4年7月10日(日)午後3時まで
 場所   小御岳神社社殿(富士山5合目)

 展示させていただくお花は、気負って生けるお花ではなく、子供たちの自然な感性が皆様に伝われば良いのではないかと思い、お稽古花です。お参りくださった方に、喜んでいただけましたら幸いです。




生け花を通して

2022-06-20
 学歴も自身もない私が、継続して学んでいるのは生け花です。自分自身がこれほど生け花を継続して学んでいることを不思議に思いますが、誰よりも驚いているのは両親です。

 数年前まで、口癖のように「いつまで京都へ行くんだい・・」と、また、私を知る周りの方も理解してくださることは稀です。理解されなくても、学ことをやめなかったのは、生け花の生けるために必要な人としての知恵に魅力を感じたからです。その学びは、簡単に得られるものではなく、植物との対話によってしか得られない特別なものであることを感じたからだと思います。今になりますと、「いつまで・・」ということを言われなくななりました。呆れている方もいるかもしれませんが、何かを感じてくださっているからかしら?と前向き考えるようにしています。

 生け花の先生として、未熟な私が何を皆様にお伝えできるかを考えた時、植物を生ける本質をお伝えしたいと強く願い伝統文化親子教室事業を始めました。技術的感覚や知識は後からついてくるものです。生けられたお花の扱いに正解などありません。植物の自然のあり様を花器に投影できているかどうか、それは見てくださった方が、そう感じてくれれば良き生け花であると思います。

 草木と対話するというのは、どこか人間関係と相通じると私は思っています。大きな違いを言えば、草木は物を言わないということでしょうか。会話できない分だけ、草木のあり様に耳を傾ける。この対話を人とできるようになれば、人間関係においてもより良い関係を作ることができるように思うのです。

 20年以上の歳月をかけて学び、分かってきたことはほんのわずかです。お伝えできることも、同じような時間軸になると思います。生け花を通して、心に深く沁みていく学び・・それが日本人が培ってきた人生観だと感じています。


令和4年度 伝統文化いけばな池坊忍野教室第2回(教室1)

2022-06-18
 多様化・・と一言で言いましても、職業、ライフスタイル、人生観・・多種多様です。そのような中で、伝統文化いけばな‥と言うものが、どの程度皆さんに受け入れていただくことができるのか、毎年、募集をかけて応募用紙を受け取るまで何となく不安です。

 振り返ってみますと、6年前、伝統文化親子教室事業を開催させていただいた場所は、四季の森(岡田紅陽写真美術館)の2階でした。コロナ前のことです。20名の募集をしましたが、10名ほどの参加者から始まったお教室です。それから5年の歳月が経ち、2教室での開催をさせていただくことになったのも、ご理解くださる保護者の皆様と、ご協力くださるスタッフがいてくれるからです。

 2教室開催によって、生徒さんたちは振り替えができるようになりましたが、課題も出てきました。何事もやってみないと分からないことばかりです。一つ一つの課題には、丁寧に取り組んでいこうと思います。

 今日も、皆さんとお花を通して様々なお話をさせていただきました。かけがえのない時間を過ごさせていただきました。



令和4年度 伝統文化いけばな池坊忍野教室事業報告(教室2)

2022-06-05
 今日は、教室2の第1回のお教室がありました。応募人数は第1教室よりも少ないのですが、欠席された方も多く、昨日と比べられないほど、少人数での開催となりました。また、参加してくださった全員が初心者ということもあり、先生方が懇切丁寧にご指導くださっていました。

 手順は昨日と一緒です。初心者の方が最初に困惑するのがアレンジメントとの違いです。生け花とアレンジメント違いは、空間の違いです。アレンジメントは空間を埋めて、花と葉の密接した美しさを表現します。けれども、生け花は、粗密や高低差、そこに生まれる空間から、ないはずの命を感じます。この情緒的な感性が、日本固有の美的表現なのだと思います。

 初心者の皆さんがどのように感じてくれたのか、分かりませんが、出来上がった作品はどれも素敵に仕上がっていました。ご自宅に飾られると、一層素敵に見えるのではないでしょうか。無事、2教室を開催することができ、スタッフ一同安堵しています。

 昨年は、教室の雰囲気をお伝えすることに戸惑いました。地域によって緊急事態宣言が発令され、そのよう中で何事もなく教室開催させていただいていることを公にお伝えすることの判断に迷い、結果お伝えすることを控えました。その判断が、どうであったのか・・結論は出ないと思います。今年度は、いよいよ通常に戻るべく皆さんが努力されている様子を感じるとき、ありのままの教室風景をお伝えすることが、花道が未来に向かって進むための道ではないかと感じております。


わび・さび 日本の美意識に触れる生け花体験教室

花道と聞きますと、敷居の高いものと思われてしまいます。けれども、いけばなの歴史を紐解きますと生活に密着した心に潤いをもたらす日本独自の文化です。時代に対応した生け花をまず体験されはいかがでしょうか。
花器・花ばさみはお教室でお貸し出しいたします。お気軽にご相談ください。

教室のコース・課程

池坊教室

お月謝4000円~(税込)

気軽にお花を生けたい方

お花代1000円~+お稽古代金1000円(税別)

出張教室

1000円~ ※器込み(1人)(税別)

お気軽にお問合せください

教室概要

所在地
〒401-0511
電話番号
0555-84-4107
体験概要
花材料1000円+1000円(お稽古代金)程度(難しいことは全くありません)
時間
各コース役1時間~1時30分程度
・各コースとも曜日・時間等はお問合せください
・グループレッスン受付ます(1グループ5名程度)
 (会社のサークル・ママ友など)
・出張教室受け付けます
詳細につきましてはお気軽にお問合せください。
アーティフィシャルフラワー
と和雑貨 結子
〒401-0511
山梨県南都留郡忍野村忍草37
TEL.0555-84-4107

 
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