アーティフィシャルフラワーと和雑貨のお店『結子』 伝統文化と親もう

　どのような事業も、半年ほど前から年間予定を制作し予算を出します。伝統文化親子教室事業に携わってから今年、4年目に入ります。昨年11月、令和2年の事業申請をしました。

 

　2月に入るとコロナウィル感染が世界中を襲い、伝統文化教室事業の開講ないのではないのでは・・と思っていました。しかし、5月初旬、第一次審査通過の通知が来ました。「コロナウィル感染予防対策に十分留意して」という注意書きがありました。

 

　三密を控えることは分かります。けれども、事業終了までの期間内のコロナウィル感染の状況を想定することはできません。想定できないのですからあくまでも予定で事業予定を作成しました。様々な矛盾に悩まされながら、けれども、全国的に感染予防対策がうまくいけば、予定通りに学んでいただくことができる工夫をしました。

 

　5日必着の伝統文化親子教室事業の申請書を、必死な思いで提出しました。伝承というのは、心掛けなければあっという間になくなってしまうものです。伝承された者には、後世に伝える重要な役目を担っているのだということをひしひしと感じます。

 

　この事業を通して、少しでも伝統について何かを感じていただけたら、花道、、また、日本の伝統文を伝えることが少しでもできているように思うのです。大きなことはできませんが、小さなことをコツコツと積み上げていきたいと思います。