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心だより

2020年9月

捨てる神あれば拾う神あり・・・

2020-09-08
 多少予想していたことがあります。それは、叔母が疲れてくるだろうということです。その疲れが・・5日に発熱となって表れてしまいました。叔父の諸々の手続き、叔母の住所変更の手続きや、引っ越しの段取り、持病がありますので地元の病院を探すことなど・・優先順位をつけながらやってきましたが、まさかの発熱です。熱が高いのに、食欲はありました。水分を気遣いながら補給してもらうと6日は多少下がっていました。7日には平熱に近い状況まで回復していると思っていましたら、8日も何となく熱があります。このような時期に、かかり付け医もなく、家族と話し合い総合病院に問い合わせますと、発熱はまず保健所に・・と言われ、当然のことですが、保健所に状況を説明しました。保健所の方も慣れた感じで対応してくださり、感染の確率は高くないということを病院に伝えて受診してください・・と言われました。
 
 どちらにしてもこの時期に発熱の高齢者を快く受診してくれるお医者様は少ないだろうと思い、再度、総合病院へ電話しました。紹介状がなければ受診は難しいことを言われました。様々な事情を説明して、かかり付け医でも発熱は困惑されるのに、見ず知らずの患者を快く受け入れてくださる病院は少ないですよね・・とつぶやきますと、そうですか?というお返事が返ってきました。よほど困っている様子が伝わったのでしょうか、電話で対応してくださった方が、総合病院に縁あるクリニックに問い合わせてくださいました。○○クリニックでしたら、大丈夫のようですよ・・と。そのクリニックへ問い合わせてくださった方にも感謝ですが、受け入れてくださるというクリニックにも感謝です。即、お電話して、クリニックに到着してからの注意事項を聞き診察していただくことになりました。
 
 先生に持病のことをお伝えすると、尿管の炎症によるものではないかと思うけれど、初めて受診するので確実なことは何とも言えない・・と。このような時なのでとりあえず抗生物質を出すけれど・・と。酸素濃度も図ってくださいましたが、この数値があまり良いという数字ではないことも気がかりのようでした。顔色や様子を見ながら、苦しそうには見えないけれど・・と再度図っても同じような数字が出たようです。酸素濃度はいつも低いのかな?気管は弱い方かな?という質問に、叔母は、いえ・・どこも悪くありません・・と答えるものですからそれは困ったね・・と言いながら、また叔母の様子を見て、とりあえず薬を飲んでみて様子を見てね・・具合が悪くなったら躊躇せず救急車を呼んでね・・このクリニックを受診したことを伝えて・・と。その言葉がどれほど私の心を軽くしてくださったかわかりません。
 
 叔母の持病も心配ですが、物忘れについても心配でした。何となく先生に物忘れのお話して、熱が治まったら受診していいですか?とお聞きすると、当たり障りのない返事が返ってきました。けれども、淡々と対応してくださる先生は、神のような存在に感じました。今夜、叔母は少しだけ熱が下がっているようでした。明日・・熱が下がってくれることを祈って休みました。
 
 
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