アーティフィシャルフラワーと和雑貨のお店『結子』 伝統文化と親もう

　今日は遠くまで、お花のお稽古に行ってきました。普通、これだけの距離ならお泊りコースですが、様々な予定が詰まっていますので日帰りしました。

　基本を知りたい・・何年も前から悩んでいたことです。歳月だけが無駄に過ぎてしまい、基本が学び足らないと気付きました。けれども、基本を教わるというのはなかなか難しいものです。植物の見方、構成方法など何となく分かっていることで分かっているでしょう？という感じが先生にあるよう思います。けれども、私は何となくではだめなのです。理屈で分かるようになりたいからです。

　親先生にこのような話をしますと、理屈っぽいわね・・と、言葉に出さなくても顔に書いてあります。そのような状況では、基本を・・などととても言い出せず。けれども、今日は奮起して誰よりも頼りになる先生お稽古場に参加させていただくことになりました。親先生にもご相談済みです。

　誰でも、腕を上げてきれいなお花を生けたいと思うのです。それが当然です。けれども私は少しだけ違います。植物の出会いとその時々の偶然や必然に出来上がる生け花に魅力を感じます。偶然や必然を生かすためには、基本がなければ対応できません。人を生かすことも同じではないかと思います。基本的な考え方を繰り返して見えてくる法則のようなものが、臨機応変な対応に変化するのだと・・

　いけばなの哲学から、生きる哲学を学んでいます。