アーティフィシャルフラワーと和雑貨のお店『結子』 伝統文化と親もう

　５年ほど前、幼馴染が京都で働いておりました。私は、お花のお稽古に行くと彼女に連絡をしていました。お互いに都合がついたので、夕ご飯を食べることになりました。どこのお店がいいかな・・そんなことを言いながら、何故か祇園を歩いていました。

　ランチメニューの価格がお高くなかったので、思い切ってお店に入り込みました。適当な金額でお料理を注文しました。お料理代が大好きなんだろうと感じるほど、シェフの料理する姿はキレキレでした。目の前でシェフがお料理を作っている姿を見ているだけで、お腹が鳴りました。もちろん、美味しい食事をいただきました。

　カウンターには、私と友人以外に、女性お二人が座られていました。お料理が美味しい・・という話から、身の上話までに発展して、意気投合していました。帰る間際に、お店の奥様だったということでしたが、奥様も気さくで温かいお人柄に魅力を感じました。それから今日まで何となく繋がっています。

　その方が、ベストエッセイに掲載されています。谷慶子さん・・スプリクターというお仕事を専門にされていたそうです。現在は、脚本家であり、立命館大学の映像学科の准教授をされています。

　現在は、ご活躍でなかなか遠い存在になられてしまいましたが、人間味あるお人柄で、大好きな人の一人です。いつか、最初にお会いして熱く語ったことが実現できるようその時のために・・・今をしっかり生きようと思っています。ぜひ、皆様にお読みいただきたい本です。