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心だより

2022年9月

時間という財産について

2022-09-06
 時間について真剣に向き合うようになったのは、休みなく働いているのに、成果が見えないことでした。ある時には、私は休みなく働いていると思っているだけ・・能力が足りないのでは・・今日終わらせた仕事を書き出すことを試みました。

 けれども、書き出してしまったら、かなり多くの雑務をこなしていることに気付く結果となりました。こんなに働いてるのに・・と思うと、急に休みが欲しくなります。けれども、休んでしまうと終わらせたいことがいつまでも終わらない・・終えた仕事は忘れるようにしよう・・そう言い聞かせていました。

 なぜか、そのように日常を送っていると、辛くなるほどのストレスはなくなりました。では、やらなければ・・と思っていることが思うように捗ったのか・・・と言いますと、案外そうでもないことに気付きます。
 
 結論は、完全なるマンパワー不足だったことに気付きますが、言葉で言うほど簡単ではなく10年以上の歳月をかけたように思います。また、マンパワー不足は、簡単に解決できるものではありません。それほど、忙しくしているのに、自分の人生を80年と想像し、逆算していくと今の働き方では、問題や関心あることの半分を解決できないことが分かってきました。また、私のような性格の人ならば、あれもこれもと取り組むことができますが、そう思う人の方が少ない・・と言われますと、一層何とか時間のやりくりを・・と思います。

 人にとって、等しく平等に与えられているのは、時間です。どのようなことを大切にして、時間を積み重ねているのか・・・それが、何よりの宝であり財産です。はっきり感じていたわけではありませんが、今日受けた講義は、確かに時間が財産であることを認識させていただきました。

 多様化した情報量の多い社会となりました。どうしても、偏った内容のものが多いように感じます。女性が社会で活躍することが当たり前の時代になりましたが、そうでなければいけない‥と言うことではありません。家庭を大事にしたい・・その思いで専業主婦、主夫となることは、家庭・・という大切なものと向き合うための時間を使うことになります。意識して時間を使うことに意味があるのだと思います。

 もっと、多くの人に「時間という財産」という考えを知って意識することができたら、生きることの尊さや価値観をしっかり見つめることができるように思います。そうすることで、私たちは、守られた社会の中で生きていることを感じられると思います。




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