アーティフィシャルフラワーと和雑貨のお店『結子』 伝統文化と親もう

　完全にハラスメントと感じるのは、女性はお茶くみをして愛想よく振舞えばいい・・という年配の男性たちの声。ある日、私は、「私は女中だと思っています」（勿論、満面の笑みですよ）とお答えると、もの凄い形相で何を言い出す・・という顔で見られた。私の方が内心・・「えっ・・そう思っていなかったの？」と、人の心の複雑な感情に驚いたことがあった。

　人によれば、余計なことを言った・・と言われそうだが、日々お茶くみをして愛想よくと言われれば、私の気分は良いとは言えない。

　人には、その人にしかできないことがあると思う。私にしかできないこともあるだろう。けれども、皆一緒の価値観にすることで、安心材料とし、価値が違う人を除外する傾向があるようだ。価値観を統一にすることで安心する人もいるだろう。けれども、一般的な価値に価値があると思えない感覚の人もいる。それが個性だと思う。

　自分が大切だと思うことを 認めてくれる、互いの個性を認め合える社会の実現のために努力したいと思う。