心だより
2023年8月
ふるさと
2023-08-10
実家は、栃木県栃木市・・歩いて数十歩でいけるような場所が、テレビドラマで頻繁に出ているのを見ると、何となくにやけてみている自分がいる。
毎月、10日は実家へ行くという生活は、30年以上続いている。栃木で生まれ10歳で山梨県に引っ越すことになった。山梨に住んでからの期間は比べ物にならないほど長くなった。けれども、ふるさと・・は栃木だと何となく感じている。
14年前、家族旅行でイタリアへ。何組かの家族とご一緒だった。宿泊ホテルのチェックinの時、これは・・もしかして「栃木県民の歌」??と。気付かないふりもできた。けれども、どうしても確かめたい衝動にかられ聞いてみた。私の耳はそれを聞き逃さなかった。確かに栃木県民の歌だった。
10歳と言えば、小学校5年生。行事のたびに、校歌同様「栃木県民の歌」を歌っていた。今でも、1番は歌詞がなくても歌うことができる。栃木県から来ていたのは2組。まさか・・イタリアで栃木県民の歌を聞くことになり、口ずさむことになるとは・・主人も子供も呆れた顔をしていたが、とても楽しい思い出の一つだ。
「ふるさと」は、様々な思い出とともにある・・テレビに映る実家の近所を見ながら、懐かしい思い出が読みがった。