アーティフィシャルフラワーと和雑貨のお店『結子』 伝統文化と親もう

　今年、伝統文化親子教室に参加申し込みされた方は、昨年よりやや少なめだった。習い事も通常に戻り、土・日曜日は、試合などが入りお休みしなければらないことを危惧されて、申し込みをされなかった方も多いようだ。

　池坊いけばなは、お花を生けるということは、生かし合うということだと聞かされている。それぞれ異なった花、異なった枝でも、お互いを邪魔せず、それぞれが引き立て合うことが出来ている作品は、作品を見た人から笑みがこぼれる。

　

　けれども、生かし合うということは、無作為に剣山にお花を立てるということではなく、引き立て合わせるために、お互いを邪魔してしまう葉や枝は切り落とさなくてならない。その加減によって、作品は大きく変わる。

　子供たちがどの程度理解してくれているのか・・心配な時がある。けれども、子供は話の本質を見抜く力があり、感覚的に植物と向き合ってくれている。将来が楽しみだ。