アーティフィシャルフラワーと和雑貨のお店『結子』 伝統文化と親もう

　１０月１４日（土）１５日（日）には、地元の花展が開催される。コロナ禍で中止となっていた花展は、４年ぶりの開催となる。親先生より、花型を指定されていることもあり、今はただ、学のみである。

　それにしても、昨晩京都に到着したのは午後１１時。今日は、８時３０分には、お教室に向かわなければ生け込みの時間が足りない。３日学べる予定が、２日間を安産祭りに使ってしまった。私にとっては、甲乙つけがたい選択だったので、今日はこれで良いのだ・・と言い聞かせている。

　それでも、体力はきつい。花器を選び、花材を調達し、生ける・・短時間に、先生にご意見を伺える程度の作品を作るための腕がないことに、また、切なくなるが、それも毎度のことなのだから諦めればいいのに、諦めきれずもがきながらお稽古している。

　教えてくださる先生、温かい目で見守ってくださっている先輩方のお陰で、めげることなくお稽古を続けているのだと思う。自分が何を目的に生きているのか・・忙し過ぎて分からなくなる時がある。けれども、この目まぐるしい日々は永遠に続かない。老化という現実は、日々積み重ねているのだから、今の生活はいつか終わりがくる。その時が来るまで、もがき続けようと思っている。